狙いと悔い。

  軸はこれしかないと狙いを定めたレース。馬の能力だけではなく、鞍上の信頼度も高い。そう思い構えていると、直前レースで期待の鞍上が勝ったりする。または信頼度の高い鞍上だから、直前レースでも能力の高い馬に乗り、負けてたりする。

  こちらの思考は...勝てば、今日は乗れている。負ければ、2回続けて期待を裏切ることはない...となる。

  もうこの時点で見えない相手の思うツボ。方法はひとつ。もともとの考えに、新しい考えをちょっとだけオンする。軸馬は軸馬のまま、だけど勝つと思わず、3着もありえる馬券の組み立てと、軸馬の相手を筆頭馬を軸にしたワイド馬券。それをちょっとだけ買う。

  レースが終わった瞬間の後悔をイメージした馬券。ああ買っときゃ良かったを先に買うだけの話。