一番悪いパターン。

  流れはつかめてある。けど、思ったより配当が低かったり、トリガミになったり...微妙なズレでマイナスに傾いていく。

  負けること自体は当たり前。ずっーと勝てるわけもない。一番悪いパターンは、じわじわ負けて、最終レースを迎える。一発逆転なんて妄想に負け、手を広げて買う...そのときに余力があること。これが一番悪い。余力があればいいじゃないかと思うけど、余力があるというカン違いが買い目も思考も狂わせる。余力は、勝っているときに使う。下手に余力を使って、結果負け。翌日に使えばよかったってなる。じゃあ、どうする?

  過去の記憶を思い出す。間違いなく、このパターンでの一発逆転の可能性は低い。

  まず欲望に負けて、負の中で全ての買い目を入力する。合計金額を入力する。で、最後のボタンを押す前に、買い目の多さとその金額を見て、思い出す。思い直すのでなく、思い出す。勝てたとしてもごく稀。だいたいは負ける。多くの買い目の中で軸になっている2頭を選ぶ。すべての買い目を消す。2頭のワイド1点、100円を買う。

  当たってもハズれてもそれまで。競馬は明日も明後日も最終レースはある。

  余力は有効に使う。