大切な、大切なデータには支配されない。

  データ自体は大切だと思う。競馬場でも場外でも、はたまた競艇場でも...専門紙だけでなく、ノートやパソコン持参、データを駆使している方をよくお見かけする。気になるので、ちょこっとのぞかせてもらうと、中には独自の記号を駆使している方も。で、その方々は儲けているのか?たぶん、楽しんである。導き出されたデータと目の前の結果に、一喜一憂。一番の問題は、データではくるはずだった...だから、次は絶対!という思考。データは正しい。反論はしない。でも、データも統計も過去の長い線のようなもの。一見、ツルっとしている葉っぱも拡大していくと、いろんな凸凹が見えてくる。データ上1日に最低でも5レースは大外8枠が絡む某地方競馬。最終までに絡んだのは4つ。最終は8枠が絶対!とはならない。その日は4つ。翌日のレースで8つ。二日間で捉えると、1日あたり6レース絡んだことになるのが競馬。

  きょうは外枠流れだと感じて、データの後押しがあるのがちょうどいい。データは大切、だけど、データには支配されない。